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ウルトラマン近状  2007.7.21UP

〜番組コンテンツを取り巻く、玩具、雑誌、コミック等 企画の現状について〜




ウルトラ兄弟登場ということで本来の視聴者であるお子様*1はもちろんのこと、
旧シリーズへの愛情あふれる脚本で大きいお友達たちにも好評*2のうち放映
を終了した『ウルトラマンメビウス』。

しかしながら、放映前半の不評やおもちゃの売れ行きの不調から新シリーズの
ウルトラマンが製作されていないのは御存知のとおり。
では、現在ウルトラマン関係ではまったく動きがないのかというとそうでもないの
です。


かつて仮面ライダーシリーズが『仮面ライダースーパー1』終了後、新作の製作
予定がなかったとき、ファン主導により『仮面ライダーZX』が企画され、後に講談
社のテレビマガジン、徳間書店のテレビランド、秋田書店の冒険王にグラビアと
漫画の連載がなされたが、奇しくもそれと似たような状況に今のウルトラシリーズ
は、あるのです*3


それはなにかというとまずメビウスのメインスポンサーであったバンダイの『ウルト
ラコクピット』シリーズ専用ソフト『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』。これは
特製コントローラとソフトによるゲーム*4ですが、フライトシュミレータとかそれほど
高等なものではなく、あくまで幼児向けの、状況に合わせ右、左、上、下を選択し、
正解すると次の場面に進むという、いわば記憶式アドベンチャーゲームです。*5
とはいえ、この画面は実際にテレビシリーズで使用した着ぐるみ、ミニチュア、CG
を使い、役者さんも出演するオリジナルストーリーです。*6


また、同じ『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』というタイトルで、テレビマガジン
テレビくんでもオリジナル企画が連載中です。

テレビマガジンは過去の映像データから作成したCGによる夢の対決モノ。*7
テレビくんもほぼ同じですが大きく違う点は内山まもる先生の筆による漫画版『ウ
ルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』
が連載されている点です。*8
しかも内山先生、久々のウルトラマンガのためかメチャクチャ気合入ってます。
というか入りすぎて暴走していると言っても過言ではありません。
なにしろ連載第2話目でヒッポリト星人の罠に落ちたメビウスを助けに現れるのは
あの男ですからねえ。

更に第3話では「ジャッカル軍団の残党がなにやら企んでいるらしい」とか言う、
気になる台詞も。もう完全に本来の読者層(5〜10歳ぐらい?)ぶっちぎり。
と言うか対象年齢30歳以上?いくらなんでもこの連載、コミックスにはならない
でしょうに、一体誰に読ませたいのか。ああっもういいから好きして下さい。
先生、どこまでもついて行きます。



なお、内山先生のウルトラマンメビウスは、この他にコロコロコミックの増刊である
「コロコロいちばん」7月号(現在発売中)、8月号(平成19年7月25日発売予定)
にも前後編の読み切り。*9
テレビくん増刊「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」での劇場版メビウスコミカライズ。*10
また、バンダイビジュアルより発売中のウルトラマンメビウス テレビシリーズDVD
封入の小説『ザ・ウルトラマンメビウス』の挿絵があります。


ウルトラマンメビウスについては以上ですが、この他に全国の美術館で『ウルトラ
マンの美術展』
、池袋サンシャインシティで『ウルトラマンフィスティバル2007』
開催されます。
また今年2007年はウルトラセブン放映40周年にあたるため新作映像化の企画
も進行中との話も聞きます。*11


ともあれ、またいつかテレビシリーズのウルトラマンが復活するまで、どういう形でも
ウルトラの火は消さずにいて欲しいものです。





*1 劇場版「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」は通常の東宝系上映に比べ、上映館が少なかったのですが、それに反して観客動員数はかなり良かったとのことです。

*2 「ネクサス」、「マックス」に比べてもメビウスの出版物はかなり多いです。また、06/07年の「日本オタク大賞」は本作(というか「ウルトラマンメビウスに登場したウルトラマン80」)が受賞しました。

*3 ただ、大きく違うのはZXがファン主導だったのに対してメビウスの仕掛け人はバンダイだということ。ちょっと悲しい。

*4 このコクピット型特製コントローラが結構するもので購入は二の足をふんでいたのですが、最近ネットでこのゲームはDVDプレイヤーのリモコンでも操作可能との情報を得ました。でもそれってゲーム?

*5 「タイムギャル」みたいなもの…と言うと年がばれます。

*6 ストーリーはメビウスが去った後の地球、クルーガイズの隊長はリュウに引き継がれており、フェニックスネストの他、ウルトラホーク1号やタックアローを使用し、怪獣や宇宙人と戦うというもので、ここにウルトラセブンやウルトラマンヒカリ、そしてメビウスが係わってくるというもの。燃えます。

*7 登場する怪獣は異なりますが、第1話目だけは両誌ともウルトラセブン対キングジョーでした。これはもちろん偶然ではなく、6月にバンダイから超合金魂「キングジョー」が発売されたという大人の事情のためです。

*8 テレビくん版はグラビアも内山先生の漫画にリンクしています。たとえば6月号のグラビアはヒッポリト星人対レオ兄弟&80だったのですが、漫画内でもレオたちの苦戦が伝えられメビウスが助けに行くとか、メビウスのピンチにゾフィーたち6兄弟が助けに来るが、その途中でイカルス星人の罠にはまり異次元に閉じ込められていたため到着が遅れたとか。ストーリー上のリンクだけではなく宇宙人や怪獣の設定も初登場時の特徴を踏まえているのが嬉しいかぎり。

*9 超銀河大戦の前、テレビシリーズのメビウス終了直後の物語です。比喩ではなく本当に直後、何しろ地球に別れを告げ、光の国に帰る途中の話ですから。ストーリーはエンペラー星人が残した移動要塞をウルトラ兄弟たちが破壊するというもの。後編をまだ読んでいないので詳細は後日。

*10 講談社版ムックでは映画の前半部分を聞いたことがない漫画家さんが描いていますが(絵は上手いですよ)、本誌では内山先生が映画の後半部分を描いています。そしてなんといっても白眉なのは表紙。漫画本編では変身後の姿しか登場しないマン、セブン、新マン、Aですが、表紙ではハヤタ、ダン、郷、北斗が描かれています。これがまた渋くて渋くて。この表紙だけで1,100円の価値はあります。

*11 セブンの新作はどうやら本当みたいです。その名も「ウルトラセブンX」。







(2007.9.3追記)

皆さんは「大怪獣バトル」というゲームをご存知ですか?
ものすごく大雑把に言ってしまうと「ムシキング」の虫を怪獣に置き換えたものです。
この「大怪獣バトル」現在第3弾まで出ていまして、大きい怪獣ファンとしては
お子様のスキをついてちびちびとカードを集めているのですが、ちっとも発売
ペースに追いつきません。
まあ、そんなダメ人間の近状はともかく、この「大怪獣バトル」、ストーリーモード
がありまして、カードで怪獣を召喚できる機械を手に入れた主人公が友好怪獣
ピグモンと一緒に怪獣や宇宙人が跋扈する異次元世界を旅するというものです。
ゲームではこのストーリーがアニメで見れるのですが、なんとこの度このストーリー
モードがテレビ化されるそうです。
放映日や形態はまだ不明。
また情報が入りましたらご報告いたします。

*これでは「ムシキング」を知らない人には説明になっていませんのでもうちょっと詳しく説明します。
まずプレイヤーは自分のカードからメイン怪獣カード1枚と助っ人怪獣カード1枚、技カード1枚を用意します。
ゲームを始めるとメイン怪獣カードと助っ人怪獣カードを登録します。
怪獣カードには「スピード」、「体力」、「破壊力」の3項目があり、まずスピードの勝負。
上下するパラメータをタイミングよく止めて、このときの数字がコンピュータより高いと先制攻撃できます。
戦いが始まったらとにかくボタンを連打(この時「破壊力」が大きいカードは連打が多少負けても押し切れます)。
制限時間までに相手モンスターを押し切ったら勝ち。押し切られたら負け。
基本は3本勝負ですが、負けると「助っ人」カードを使えます。
助っ人カードはプレイヤーが1本取られると発動しメイン怪獣の代わりに負けるまで戦えます。
更に途中で技カードを使うと様々な特殊攻撃が出来ます。
まあ、実のところ、勝っても負けても貰えるカードは1枚なのですが。




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