『爆竜戦隊アバレンジャー』 あらすじと感想
第11話〜第20話
第11話「アバレサイキック、ブヒッ!」 4月27日放送
あらすじ:アスカは西の方角にかすかに感じる爆竜の卵を求め一人旅に出ることになった。
入れ違いで笑里が恐竜やにやってくるが元気が無い。
聞くと親友・若菜の様子が最近おかしいのだという。
若菜は性格が良く、容姿も可愛いが、成績はいつも笑里とビリ争いだったのに前回のテストでは満点だったという。
しかもそれだけでは無く、そのテストの最中若菜が超能力を使って落ちた消しゴムを拾うのを見たというのだ。
笑里は若菜が通っている「大天才予備校」が怪しいとにらみ、凌駕達の協力を得て調査を開始する。
セーラー服とガクランに身を包み、予備校に潜入する凌駕達。
笑里の推理どおりこの予備校の裏にはエヴァリアンがいた。
おりしも、超能力者としての育成が終わり、生徒達をエヴァリアンの手先にしようとするトリノイド。
しかし、凌駕達の登場によって催眠状態から目覚めた生徒達はトリノイドの姿を見て逃げ出すが、若菜は超能力でもなんでも成績が上がるならかまわないと逃げ出すことを拒否する。
その言葉を聞いて若菜に同調し始める生徒達。形勢逆転し、超能力が宿る砂糖大根を無理やり食べさせられる笑里。
トリノイドの超能力で林の中にテレポートさせられる凌駕達。
アバレンジャーに変身し戦うが、操られた生徒たちの行動によって身動きが取れない。
トリノイドは止めを刺そうとするが、そのとき操られていると思われた笑里が突然落ちていた銃を拾い上げ、トリノイドにむかって引き金を引いた。
不意をつかれ、あせるトリノイド。
実は笑里は飲み込みが悪いために大根の効き目も遅かったのだ。
トリノイドを倒すアバレンジャー。
闘いが終わり、自分の行動を恥じる若菜。
幸人は「素直で明るければ成績が悪くてもいい…とは俺は思わない。
自分がやりたいことをするために必要な知識というのもあるしな」とシビアな意見を述べる。
それに対して凌駕は「でもそのために君の輝きを消すことは無い」と励ます。
その言葉に感動した笑里は凌駕を注目する。するとなんと凌駕の体が宙に浮いてしまうではないか。
飲み込みの悪い笑里は今ごろになって砂糖大根の効き目が出てきたのだ。
調子に乗った笑里は超能力を利用して「アバレピンク」に変身しようとする。が、しかし、そこに現れたのは1匹の子豚だった。
幸人の「やっぱりお前もう少し英語を勉強しろ。
それじゃアバレピンクじゃなくてアバレピックだ」というセリフで落ち。
感想:「超能力でもなんでも成績が上がるならいい。」とか「人の良さとか優しさとかがなんになるのよ。
うちのお父さんだってとってもお人よしだけど、成績が上げられなくて、終いにはリストラよ」とかしゃれにならないセリフの応酬。
日曜の朝っぱらからこんな番組見て喜んでる人達の臓物をえぐったかも。
もうちょっと真剣にこの問題を解決するストーリー展開にできればたいした物だったのですが。
その他の見所としてはセーラー服姿のらんるですかね。
今週のモンスター:甜菜(てんさい:砂糖大根の別名)、犀(サイ)、サイキック(超能力)でテンサイキック。
いやー、こりゃかなり厳しい。
甜菜なんていう野菜殆ど聞いたこと無いですよ。
ところで、第4話ででてきたトリノイドはトリノイド4号なのです(自分は単に4話だから4号なのかと思っていた)。
で、このテンサイキックは3号。1号から3号まではエヴァリアンが、この地球に来た際に長期計画用に製造し、それぞれ作戦を進行中なのだそうです。結構細かいですね。
第12話「アバレノコギリ、京都を斬る!」 5月4日放送
あらすじ:爆竜の卵を探す旅に出たアスカは京都に来ていた。
一方、凌駕達も深夜京都に巨大なノコギリが現れ、街を破壊しているという事件を怪しんでいたのだった。
アスカからの連絡を渡りに船と京都に向かう凌駕達。
しかし、笑里が前話のラストで豚になったままなので舞を置いていく訳にも行かず一緒に行くことになる。
京都タワーで再会したアスカ達は最後に爆竜の気配を感じた東映京都映画村に向かう。
そこにジャンヌが登場。
6体目の爆竜ディメノコドンは既にジャンヌの手に落ちていたのだ。
凌駕達はアバレンジャーに変身し、爆竜たちを呼び出すが、ジャンヌもギガノイドを呼び出した。
闘いの最中、ギガノイドの放った光線を浴びてしまう凌駕、幸人、らんる。
このギガノイドは時間を操る能力を持っており、3人は江戸時代にタイムスリップさせられてしまったのだ。
そうとは知らず気安い態度をとってしまったため役人に追われる羽目になる3人。
逃げ回るさなか、3人は笑里にそっくりで家出中の庭山藩主の娘笑姫とそれを追う家老でスケさんにそっくりの杉下竜之介と出会う。
そこに謎の人影が…。
はたして3人は無事現代に帰れるのだろうか?
感想:初の2話連続もの。
前半である今回は京都映画村とのタイアップで、映画村の紹介に結構時間が取られています。
その中で舞が忍者の服を着るシーンで青いマフラーをしている上に「だいじょーぶ」をやってくれたり、劇中子連れ狼が出てきたり、竜之介さんが出てくるシーンで暴れん坊将軍のBGMがオリジナルと同じ物が使われるなど、わかる人には嬉しいサービスがいっぱいです。
そのほかにも京都の街中でのギガノイド対ブラキオやディメノコドン対ティラノ達の闘いは巨大感にあふれ見ごたえがあります。
個人的には前回のラストで豚になった笑里が今週も豚のままだったことに大喜びしてしまいました。
こういうナンセンス好きなんですよ。
今週のモンスター:ギガノイド「時計」。今回は特別書くこと無いですね。
第13話「アバれてチョンマゲ!」 5月11日放送
あらすじ:アバレッド、アバレブルー、アバレイエローの3人を江戸時代に送り込んだエヴァリアンの面々は勝利を確認し、記念撮影を行っていた。
ところがその写真から自分達が消えかけていることに気付き慌てるミケロ達。これは過去に送り込んだ凌駕たち歴史を変えたせいだと推理し、再生トリノイドを江戸時代に送り込み凌駕達の抹殺を図る。
しかし、再生トリノイドは笑姫の意外な活躍により全滅。写真からミケロ達は殆ど消えかけていた。
仕方なくヴォッフォは時計に凌駕達を現代に呼び戻すよう命じるのだった。
一方、一人現代に残されたアスカはジャンヌとの死闘を続けていた。
ジャンヌに押され、ピンチに立たされるアスカ。
しかし、そのときアスカの前にリジェそっくりの少女が現れ、ジャンヌに「本当にいいの」と問い掛ける。
その声を聞いた瞬間、自分の意志とは無関係に涙を流すジャンヌ。
基地に戻ったジャンヌはリジェに外に出ていないか問い詰めるが彼女はずっと基地の中にいた。
一体あの少女は何者なのか。
一人になったアスカは昔を思い出しながらダイノハーブ(ハーモニカ)を吹いていた。
それを後ろから狙うジャンヌ。
しかし、ダイノハーブの音を聞くとまたしても自分でも理解できない感情が沸きあがってくるのだった。そこに過去から呼び戻された凌駕達が現れる。
ジャンヌは時計とディメノコドンを使いアバレンジャーを倒そうとするが、アスカのダイノハーブの音を聞いたディメノコドンは正気に返るのだった。
アバレンオーと合体し時計を倒すディメノコドン。
時計は破れたものの写真の自分達は復活しほっとするミケロ達。
映画村で今まで家を留守にしていた介さんと再会した凌駕達は京都を後にするのだった。
感想:初の2話連続ものの後半。
過去に送られたヒーローがその時代でがんばって人々にやる気を起こさせ、未来に出現する侵略者を退治してしまうというのは面白い。
ヒーローを過去に送るというパターンはよくあるが、そこで敵側が余計なことをしてヒーローに付け入る隙を与えてしまうというのが従来のパターンなのだが、この作品はよく考えてあります。
再生ギガノイドがただ暴れるだけではなく、初登場のときと同じ能力をちゃんと使ってくれるのも良し。
ところで今回何気なくエンディングのテロップ見ていたら協力で京都映画村の他に茨城県のワープステーション江戸の名前が。
ひょっとして予算の都合でアクションシーンはこっちで撮ったのでしょうか。
今週のモンスター:前回に引き続きギガノイド「時計」。再生トリノイドは「ダクダンデライオン」、「ハッカラスナイパー」、「ジシャクナゲンゴロウ」の3体。
第14話「発掘!アバレサウルス」 5月18日放送
あらすじ:先週戻ってきたと思ったらまたどこかに行ってしまった介さん。
凌駕達は主のいない恐竜屋の掃除をしていた。額の裏から1枚の絵を見つけるらんる。
そこには宝のありかと思われる地図が描かれていた。
幸人は馬鹿らしいと一蹴するが、らんるはそれを宝の地図と信じ探しに行く。ようやく地図の場所に辿り着くとそこには介さんの旧友伝次郎がいた。
彼はそこでかつて介さんとともに発見した恐竜(2人はアバレサウルスと命名していた)の化石を発掘していたのだ。
一方その頃爆竜の卵を探すジャンヌはアバレサウルス発掘現場に近づいていた。
アバレサウルスの化石がかすかにダイノガッツを発していたのだ。
発掘現場でらんるを見つけたジャンヌはヴォッフォに命じてアバレサウルスの化石をギガノイドにする。
街を破壊するギガノイド。
凌駕達は出撃しギガノイドを止めようとするが、ギガノイドの元であるアバレサウルスが伝次郎の夢であることを知っているらんるはどうしても戦うことが出来ない。
凌駕と幸人はらんる抜きで戦うが苦戦する。
そこに伝次郎が現れ、らんるに焼け野原になった戦後の日本でアバレサウルに夢をかけたが、今では復興したこの街が自分の夢だ。
それを壊すアバレサウルスはもはや自分の夢ではないと告げる。
闘いに赴くらんる。アバレンオーに合体し、戦うがギガノイドは強い。
その時らんるは自分が化石状態のアバレサウルスの骨の一部を折ってしまったことを思い出す。
一点突破でギガノイドを倒すアバレンオー。
闘いが終わり街は守られたが、アバレサウルスの骨は失われてしまった。
口ではああ言ったが寂しそうな伝次郎。その前に合体をといたティラノ達が現れる。
その光景は伝次郎と介さんが描いたアバレザウルスの復元図にそっくりだった。
伝次郎とらんるはその光景をいつまでも見つめるのだった。
感想:この作品、かなり何人もの脚本化が参加しているようですが今回は會川「ガンヘッド」昇。
まあ、堅い脚本といえましょう。
『夢』というのがこの作品のキーワードなのですが、今回かなりストレートかつシリアスにこのテーマに向き合っています。
自分の大切な物が敵に廻るというのはウルトラマンAのブラックピジョンあたりからの伝統で、大概はペットなのですが、今回は夢が壊されるパターンとペットが犠牲になるパターンの複合技ですね。
ただ、1つ文句をつけるならラストはもう少し前向き(新しい夢を見つけるとか、アバレサウルスの子供の化石がどこかにあることを示唆するとか)にして欲しかったなあ。
あと、プテラが合体しない状態の(つまりティラノとトリケラだけで合体した)アバレンオーというのが登場したのですが、着ぐるみなのにそんなパーツ単位で取り外せるということに驚きました。
アバレンオージ(アバレンオーの前段階だから)というネーミングはともかく。
今週のモンスター:ギガノイド「復活」。
恐竜の化石をモチーフにした怪獣というと円谷系には多いのですが、東映では珍しいのでは。なかなかナイスなデザインでかっこいいです。
第15話「アバレ世間は鬼ばかり」 5月25日放送
あらすじ:小学生の次郎は登校途中、誰かに呼ばれるような気がして寄り道をする。
そこには爆竜の卵があった。
さらに卵からは「仲間にあわせて」という声が聞こえる。
その声に従い歩いていくとアバレンジャーとトリノイドとの戦闘の現場に出てしまった。
トリノイドのビーム攻撃を受けるアバレンジャー。
そのビームには受けた人の苦手な物の幻覚を見せる効力があった。らんるはアイドル時代のレッスンの先生と納豆。
アスカはジャンヌ。そして幸人は鬼(般若)の面をかぶった男の幻覚を見た。
ひときわ動揺し武器を振り回す幸人。次郎は錯乱した幸人の腕にぶつかり転び、そこにトリノイドの攻撃を受けてしまう。
トリノイドは凌駕にもビーム攻撃を行うが、当たっているにもかかわらず、凌駕には効果がない。
驚いたトリノイドは一旦退却する。正気を取り戻した幸人達。
しかし、次郎はトリノイドの攻撃によって体に斑点が出来入院してしまう。
弱点を克服すべく、特訓を開始するらんるとアスカ。
一方幸人も鬼の面の男の幻影を振り払うべく、ある人物を訪れていた。
その人物とは三条コーポレーション社長三条総一郎、幸人の父親であった。
幸人は父親に自分の生まれてから中学を卒業するまでにかかった費用を支払い、これで親でも子でもないと宣言する。
そこに再びトリノイド出現の知らせが。
幸人はアバレブルーに変身し、もう幻覚に惑わされることもないと戦いを挑むが、前回と同じ幻覚に苦しめられる。
錯乱した幸人を止めようとして頭に負傷してしまう凌駕。
一時撤退するアバレンジャー。
しかし、トリノイドもエヴァリアン基地でリジェが放った「鮫は何の能力があるの」という一言で撤退してしまう。
ミケロはこのトリノイドに鮫の能力を付け忘れていたのだ。
その頃病室では次郎の様子が悪化していた。
感想:第12,13話に続き連続モノのストーリー。
ヒーローが自らのトラウマを克服する定番ストーリー。ちょっと違うのは主人公たる凌駕ではなく、幸人だということでしょうか。
ギャグっぽいらんるとの落差も楽しいです。まあ、全体の感想は次回ということで。
今週のモンスター:鮫(シャーク)、車、マーガレットでシャークルマーガレット。
体についているマーガレットで花占いをしてキライがでたときにその花を敵に向けるとキライなものの幻影を見るビームが出るのですが、スキが出たときのビームを受けると世にも幸せな夢が見れるのでしょうか。
第16話「乗ってけ!アバレサーフィン」 6月1日放送
あらすじ:次郎がシャークルマーガレットの攻撃を受けたのは自分のせいだと見舞いに出向く幸人。
そこに凌駕も現れ、「お父さんとなにかあったんですか」と話しかける。幸人は凌駕に自分の過去を話す。
幸人の父、総一郎は幸人が子供の頃から帝王学を学ばせ、友達と遊ぶことも許さなかった。
それでも幸人は父のいいつけを守ったが、中学生のとき決定的な事件が起こった。
仲良くなった同級生の女性に対し、総一郎はその女生徒の両親に金を与え、無理矢理引越しさせてしまったのだ。
幸人のその日の内に家を飛び出し、それ以来父とはあっていなかったのだ。
シャークルマーガレットの攻撃で父の幻影を見たのは完全に縁が切れていなかったためと考え、金を払ったのだと…。
話を聞いて何事か考える凌駕。
そこにトリノイド出現の知らせが。ミケロにより津波を自由に起こすという鮫の能力を与えられたシャークルマーガレットが再び現れたのだ。
出撃するらんるとアスカ。
二人は特訓によってキライなものの幻影は克服したものの、通常攻撃によってピンチに陥る。アスカから連絡が入るが、今の俺では力になれないと悩む幸人。
そこに凌駕がトランクを持って現れた。
それは幸人が父に渡したはずの金が入ったトランクだった。
勝手なことをするなと怒る幸人に対し、凌駕は「お金で縁を切るなんて、幸人さんのお父さんがしたこととそっくりですよね」という。
その凌駕の言葉で何かに気付く幸人。2人は変身し、らんるたちのもとに向かう。
シャークルマーガレットはアバレットにビームを浴びせるが、今回も効果がない。
そこで標的をアバレブルーに変更、再び幻影を見る幸人。しかし、雪とは幻影に向かって「お前は親父じゃない。
親父を恐れる俺の弱い心だ。」と叫ぶ。
すると幻影は幸人の姿になった。
自分の弱い心を認めることでトラウマを克服する幸人。
幻影は消え、アバレンジャーの攻撃によって爆発するシャークルマーガレット。
それと同時に病院の次郎も回復していた。
シャークルマーガレットが倒れたためだ。
元気になった次郎は爆竜の卵の声に従い、闘いの場に急ぐ。
巨大化したシャークルマーガレットに対しアバレンオーに乗り込む凌駕達。
しかし、シャークルマーガレットは海上で津波を呼ぶ。
海の上ではアバレンオーは力を発揮できない。
そこに次郎が駆けつける。卵の中からステゴスライドン(通称ステゴ)が現れた。
アバレンオーと合体し、シャークルマーガレットを倒すステゴ。闘いが終わり、凌駕をちょっと見直す幸人。
それにしてもなぜ凌駕にはビームが効かなかったのかというらんるの問に対し、舞がおにいちゃんには嫌いな人も嫌いなモノもないからだと答える。
呆れ返る一同でオチ。
感想:連続モノの後半。
クールなようで実は熱血漢の幸人、何も考えていない単純馬鹿のように見えて実は深い洞察力を持つ凌駕、コメディリリーフとしてのらんると登場キャラの性格と配置が浮き彫りにされた今回の話でした。
前後編にしたのは成功ですね。よく纏まっています。
ここまで見たところ本作にはあまり外れがありませんね。いいことです。
今週のモンスター:前回に引き続きシャークルマーガレット。
鮫の能力を追加しましたが、外見上は変わりません。しかし、なぜ津波を呼ぶ能力が鮫の能力なのでしょうか。
第17話「戦場のアバレかっぽれ」 6月8日放送
あらすじ:久々に介さんが恐竜やに戻ってきた。
介さんは日々の闘いで疲れたアスカを励ますために日本の伝統芸能であるかっぽれを披露する。
しかし、その動きがエヴォリアンのバーミヤ兵の動きに似ていたためアスカは失神してしまう。
気がついたときアスカは平和とは何かわからなくなっていた。
アスカに平和を思い出させるため色々試す凌駕、らんる、幸人。
しかし、アスカは平和を思い出すことが出来ない。そこへトリノイドが現れた。変身する凌駕達。
しかし、アスカだけはバーミヤ兵へのトラウマから変身することが出来ない。
凌駕達は3人で何とか戦うが、トリノイドは人々の頭に菖蒲を咲かせて去っていった。
悩むアスカに自分の踊りがアスカを苦しめる結果になってしまったと詫びる介さん。
介さんはアスカにかっぽれの由来を話す。
介さんのとってかっぽれとは戦後お腹をすかせた妹を慰めるために踊った悲しくも懐かしい平和の象徴だったのだ。
その話を聞き、自分も闘いの合間にまほろにダイノハーブを聞かせていたことを思い出すアスカ。
闘いの最中でも希望を失わず、大事な人を守りたいと思う穏やかな心、それが平和だと思い出すアスカ。
そこに再びトリノイド出現の知らせが。トリノイドは頭に菖蒲が咲いた人々を操り一箇所に集める。
菖蒲は梅雨の象徴、ということは菖蒲が咲いているところには梅雨がくるのだという理屈で呪文を唱えると梅雨前線が移動を開始する。このままでは東京に全国の梅雨が集中し大惨事になってしまう。
凌駕達とトラウマを克服したアスカはアバレンジャーに変身しトリノイドを倒す。
しかし、雨はまだやまない。巨大化するトリノイド。
凌駕達はアバレンオーとステゴが合体したアバレンオースライドンとなり、アスカのスプラッシュインフェルノとの同時攻撃でトリノイドを撃破する。
アスカの復活を喜ぶ凌駕達、しかし、それを見つめる謎の男の影が…
感想:今回は非常にあらすじが書きにくかったです。
アスカがトラウマを克服するというシリアスな話なのに、一方では「皆さんを元気付けるためにカッポレを踊りましょう」とか「菖蒲人間の皆さん、一緒に梅雨を呼んで下さい」とか理解不可能なセリフの応酬ですから。
こういう脚本を書くのはレギュラーライターではこの人しかいませんね。
そうです、浦沢義雄です。でもまだまだ吹っ切れていません。
ストーリーなんてなくていいからもっとブッちぎって欲しいなあ。それはそうと予告で5人目の戦士登場というのを見せておきながらゴルフの全米オープンで1週お休み。気を持たせますねえ。
今週のモンスター:菖蒲(あやめ)、眼鏡、ねずみでアヤメガネズミ。
前回のシャークルマーガレットは「鮫の能力は」と突っ込まれていましたが今回菖蒲以外全然関係ないですね。
しかも、菖蒲も人々の頭に咲いて梅雨を呼び寄せるという本物の菖蒲と何の関係がない能力だし。
でも浦沢らしいからいいか。
第18話「誰だ?アバレキラーだ!」 6月22日放送
あらすじ:街中にトリノイドが現れた。駆けつけるアバレンジャー。
しかし、彼等がついたときには既にトリノイドは倒されていた。
驚く一同。そこにトリノイドを倒したという男が現れた。
ただの人間にトリノイドが倒せるものかという幸人の言葉に対し、男は爆竜チェンジしてみせる。
5人目の仲間だと喜ぶ凌駕。しかし男は凌駕達に対して攻撃を仕掛けてきた。男の名は仲代壬琴。
そして自らをアバレキラーと名乗るのだった。
話は4ヶ月前に遡る。仲代は天才的な腕を持つ外科医だったが、刺激の足りない日常をむなしく感じていた。
そんなある日、仲代は誰かに呼びかけられたような気がして都内を歩いていた。
そこにエヴォリアンに操られたティラノ達が。仲代は圧倒的な力で都会を蹂躙するティラノ達の姿にかつてないほどの興奮を覚えた。
しかし、ティラノ達はエヴォリアンの支配を拒否するかのようにすぐに姿を消してしまう。
興味を無くした仲代は病院に戻る。そこには舞を助けるために重傷を追った凌駕が運び込まれていた。
しぶしぶ手術を行う仲代。
第1話で凌駕の命を救った医者は仲代だったのだ。手術が峠を越した頃仲代の心に呼びかける声が。
仲代はその声に誘われるまま凌駕の手術を放棄していってしまう。
そしてそこには再びティラノ達が現れた。そう、アスカがこの地球にやってきて、凌駕達がアバレンジャーになったあの日、仲代もその場所にきていたのだ。
彼もまたダイノガッツを持っていたのだ。しかし、変身した幸人達の説得によって理性を取り戻し、暴れるのをやめるトリケラとプテラを見て、興奮は急激に冷めてしまう。
「なんだよ、お前たちまで良い子ちゃんになっちまうのかよ」仲代はこのつまらない日常を破壊する力にあこがれていたのだ。
そして、最後の残ったティラノを説得し、アバレッドに変身したのはなんとつい先ほど自分が助けた凌駕。
仲代は失望しその場を立ち去ろうとするが、再び仲代の心に語りかける声が。
その声に先には爆竜の卵とダイノブレスがあった。
仲代はダイノブレスをつけ、先ほどの凌駕達のポーズを真似てみる。
すると仲代の体に強い衝撃が。ダイノブレスの威力に体が耐えられなかったのだ。
仲代はこのダイノブレスが使いこなせたとき、自分は誰にも負けない力が手に入ると確信し、体を鍛えながらアバレンジャーとエヴォリアンの動きを見張っていたのだ。
仲代の言葉を聞き、臨戦体勢に入る幸人とらんる。
しかし、凌駕だけは仲代を説得しようと試みる。
そこにアスカが。アスカは仲代がつけているダイノブレスの正体を知っていた。
それはパワーはあるものの制御が難しく廃棄されたはずの試作零号だったのだ。
アスカは仲代にそのブレスは強い負荷を与えると爆発する恐れがあり、しかもその爆発は東京を消滅させるほどだと告げる。
しかし仲代の態度は変わらない。
むしろゲームは緊張感があったほうが面白いとうそぶくのであった。
一方基地でこの光景を見ていたエヴォリアン達にも動揺が走っていた。
あのブレスはダイノアースでエヴォリアンが入手し管理していたはずだったのだ。
なんとしても取り返すよう人格が変わったリジェに命じられるジャンヌ。
仲代は幸人とらんるを倒し、更にあくまで戦おうとしない凌駕に重傷を負わせ去っていった。
ここに試作零号をめぐる三つ巴の闘いが切って落とされたのである。
感想:先週とは違う意味であらすじを書くのが大変でした。書くことが多くて。
しかし、ここまで単純明快を売りにしてきたアバレが一気に急展開です。
仲代壬琴のキャラクターはどちらかといえば仮面ライダー龍騎の登場人物に近いです。
この癖のあるキャラクターがはたしてこれまでの戦隊モノのパターンを踏襲するのか、それとも破るのか、興味がつきません。個人的にはライダーを初めとする他の特撮はパターン破りをやってもいいが、戦隊は基準となるべき王道を守って欲しいと思っています。
しかし、このキャラクターそう簡単には行きそうもないですよねえ。
大体自分の身の破滅までもゲームと称するいわゆる愉快犯タイプはどうしたって説得はされないし、説得されたら物語自体が薄っぺらくなってしまいますからねえ。
今までの戦隊では一時的に敵になっていたキャラはいてもこういう愉快犯はいませんでしたよ。
今週のモンスター:やつで、電話、鰐でヤツデンワニ。
出て来たと思ったらあっという間に仲代に瞬殺されてしまいました。
なんか車田正美のキャラによくいますねこういうやつ。しかし、ちゃんと気ぐるみまで作ってあるのでいつか何処かで復活してほしい物です。
第19話「よろしくアバレアミーゴ」 6月29日放送
あらすじ:アバレキラーとの戦闘の後恐竜やに戻った一同。
そこに爆竜の反応ありとの知らせが。喜ぶ凌駕達。しかし、アスカは嫌な予感を感じていた。
アスカは凌駕達に試作零号とそのパートナーである爆竜の話をする。
かつてダイノアースでは一人でエヴォリアンに対抗できる力を持った戦士を作り出すために試作零号を開発した。
そしてそのパートナーにはそれに比肩する爆竜が求められ、検討の結果過去に封印された爆竜トップゲイラーを蘇らせた。
しかし、それは愚かな行為だった。
試作零号は暴走し制御不能となり、トップゲイラーはダイノアースの都市を一夜のうちに壊滅させたのだった。
かくして試作零号とトップゲイラーは封印され、誰か一人が突出しようとしても他の者が抑えられるようパワーをセーブしたダイノチェンジャーが開発されたのだ。
試作零号の封印が解かれたことからこの反応はトップゲイラーのものかもしれない。
さらにそこに東京湾に巨大な物体が接近中との連絡が入った。凌駕達は二手に分かれて調査を開始する。
凌駕とらんるは爆竜の反応があったビルを、幸人とアスカは東京湾を調査することになった。
ビルの地下に入る凌駕とらんる。そこには仲代にダイノガッツを与えられ今まさに孵らんとする爆竜の卵があった。
凌駕とらんるは変身し止めようとするが、アバレキラーに阻まれ卵に近づけない。
更にそこにギガノイドが現れた。
このまま卵の孵化を阻止するか、ギガノイドに立ち向かうか、迷う凌駕達。
そんな2人をあざ笑うかのようにこの近くには病院や小学校もあると告げる仲代。
2人はギガノイド阻止に向かう。一方、東京湾でも巨大物体が上陸していた。駆けつける幸人とアスカ。
巨大物体は爆竜バラサロッキル(通称:ロッキル)だった。
ロッキルは地球の反対側で目覚めたため、今までひたすらアスカやブラキオのかすかな気を頼りに海底を歩き続けていたのだ。
幸人、アスカとともに凌駕達の応援に向かうロッキル。
病院や小学校の人達を非難させた凌駕達はさっそくアバレンオーに乗り込む。
ロッキルもアバレンオーと爆竜コンバインしギガノイドを倒す。その頃アスカはトップゲイラーの復活を阻止すべくビルの地下に下りようとしていた。
しかし、そこにジャンヌが現れアスカの邪魔をする。エヴォリアンはアバレキラーにトップゲイラーを復活させ、しかる後奪う作戦に出たのだ。
トップゲイラーの恐ろしさを知るアスカは渾身の力を振り絞りジャンヌを圧倒する。とどめをさそうとするアスカ。
しかし、そこにいつもはジャンヌの行動を咎める謎の少女が現れ、アスカに「それでいいの」と問い掛ける。
その時巨大な地鳴りが。ついに爆竜トップゲイラーが復活したのだった。
感想:先週に引き続きシリアスなアバレです。
しかし、仲代のキャラはかなりきてますね。
あらすじにあるとおり、ギガノイドの阻止に向かう凌駕達に向かって言ったセリフが「せいぜいがんばってくれ、俺と爆竜を守るために」ですからね。
話し変わって今回のサブタイトルは地球の裏側からやってきたバラサロッキルの口調から。
多分ブラジルの人たちと交流が合ったのでしょう。
また、ソング集のCD発売に合わせてアバレンオーの戦闘シーンに挿入歌が流れました。
今までのBGMに歌詞をつけたもので歌うはエンディングも担当している串田アキラ。名曲です。
ところで次回は全米女子オープンゴルフでお休み。
今週の一言:ブラキオが発信するシーンで毎週一言発するのですが、これが特撮の主題歌からの流用なんですね。他のサイトを見て始めて気付きました。さっそく書かなくては。
というわけで今週は「太陽を隠す黒い雲を吹き払うブラ」でした。
これは「宇宙刑事シャイダー」のオープニングですね。
今週のモンスター:ギガノイド狩。ミケロが「林檎、ゴリラ、ラッパ。ダメだー、安直過ぎるー」と悩んでいたのがおかしかったです。これって脚本家の叫び?
第20話「キラーオー、アバレ初め」 7月13日放送
あらすじ:ついに復活した爆竜トップゲイラー。その力は羽ばたいただけで街を破壊してしまうほどだ。
ブラキオの何て事をするんだとの問に俺は羽ばたいているだけだとつぶやくトップゲイラー。
その行動に起こったステラはブラキオの制止を振り切り飛び出して行く。
しかし、アバレキラーが自分の武器ペンタクトを振りかざすとステラは動けなくなってしまう。
それだけではなく、動けなくなったステラをトップゲイラーが捕まえ、空中に運ぶとなんと2体は合体、キラーオーになってしまった。
トップゲイラーにはあらゆる爆竜と合体する特殊能力を持っていたのだ。
アバレキラーは新たなゲームの幕開けだとうそぶく。アバレキラーとアバレンジャー、どちらが多くの爆竜を集められるかの。
凌駕は仲代との戦闘をためらうが、他の爆竜を捕られてもいいのかとの幸人の声に戦いを決意、アバレンオーに合体する。
しかし、キラーオーの戦闘力は強力で、アバレンオーは倒されてしまう。
衝撃でダイノスーツも脱げ、絶体絶命の凌駕達。その時アスカの声にステラが反応し、合体を解除。
ステラは何処かに逃げ去ってしまう。
怪我をした凌駕は病院で手当てを受けるが、そこは以前にも凌駕が命を助けられた病院で、しかもそのときの執刀医が仲代であったことを知る。
凌駕は仲代を呼び出し、危険な行為を止めるよう説得するが、仲代は聞く耳を持たない。
それどころか凌駕に戦いを仕掛ける仲代。その闘いの最中、凌駕は怒りに我を忘れ、ファイヤーアバレモードを発動させる。
その力を見た仲代は「お前も俺と同じだ。本当の力を隠している。なぜその力を自分のために使わない。」と語りかける。
凌駕は自分にこんな力があったこと。
そして怒りに我を忘れてその力を使ったことに動揺していた。
その隙を突いて凌駕を攻撃する仲代。一方その頃幸人は逃げ去ったステラを探していた。
ダイノブレスを通してステラと会話する幸人。
ステラは仲代とトップゲイラーの「お前の本当の力は俺たちが一番よく知っている」との言葉に動揺していたのだ。
幸人はバカなことは考えると声をかけるが、その言葉は逆効果だった。
ステラはいよいよ凌駕にとどめをさそうとする仲代の元に現れ、自分の本当の力を教えてくれと言う。
ステラが自らの意思で自分の仲間になったことに気を良くした仲代はトップゲイラーを呼び、キラーオーに合体する。
その頃エヴォリアン側でもアバレンジャーとアバレキラーが互いに争っている隙を突くべくギガノイドを送り込んだ。
アバレンオーは先程のキラーオーとの闘いで受けた傷がいえず、戦えない。
そこでバキケロ、ディメノコ、ロッキルの3体が飛び出した。
3体は何とかギガノイドを抑えようとするもののやはりパワーが足りない。
そこに現れたキラーオーはギガノイドを一撃で倒すのだった。
ステラを手に入れた仲代は改めてアバレンジャーに対し、爆竜はすべていただくと宣言し去っていくのだった。
感想:仲代をどう協調させるか、監督と脚本家の腕の見せ所ですね。
前回も書いたとおり、ただ、仲間になるだけでは話が薄っぺらになりますから。
自分なら仲代のプライドの高さを利用して、仲代でもかなわなかった敵を凌駕が倒して見せるとかですかねえ。
そして、敵対はしないけれど協力もしないスタンスをとるとか。ま、もうしばらく様子見といったところでしょう。
話変わって、全ての爆竜と合体することができるというのが売りのトップゲイラーですが、どうも、キラーオーの状態でバキケロ、ディメノコ、ロッキル、トリケラの4体を腕に装着(要するにアバレンオーと同じ)できるみたいですが、プテラ、ティラノとはどのように合体するのか、思わずおもちゃ買って確かめたくなってしまいました。
今週の一言:今週は2言ありまして、1つはアバレキラーに協力することを決意したステラに対する「男は一人で行くものブラ」とアバレンオーの代りに飛び出したバキケロ達3体に対する「どんな敵も倒せる仲間ブラ」です。
前者は「怪傑ズバット」のエンディング、後者は「太陽戦隊サンバルカン」の前期エンディングです。
今週のモンスター:ギガノイド「狩 第2楽章」。狩の強化型。武器が弓矢からマシンガンになってます。
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