私的名作マンガ百選  

このコンテンツの原案(作品タイトルの選定、データ、短評など)は、管理人の兄が作成しました。
兄が個人的に好きなマンガを選定したようです。
マニアの兄が選ぶ私的な名作マンガ。どれほどマニアックなタイトルが並ぶことやら、と少々心配でした。
しかし、出来てみたら世間様の一般的な評価とそうかけ離れた物ではないのは少々意外でした。これがベスト300
くらいになると末端には聞いたこともないようなマニアックなマンガが出てくるのでしょうけどね。
そういう意味で、100本というタイトル数は少なすぎたようです。
ですから、100本のマンガを選抜するに当たって大分苦労した様です。当初は絞りに絞ったつもりでも、140を越えて
しまい、選にもれた作品にも面白いマンガは、まだまだたくさんあったようです。
それだけに、ここにしめした作品は面白いことを保証します。
マンガ好きは、機会があれば是非読んでみて下さい。


おかげさまで、不完全なまま起ち上げたこのコンテンツも短評を含めて全て出来ました。(2000.12/24)
こうして読んでみると、改めて兄の無駄な知識に脱帽です。
それも恐ろしいことに、ほとんど記憶だけを頼りに書いたそうで。
たいしたもんだよ、アンタ。




 少年サンデー
NO

タイトル

作者

巻数






ジャンル

短 評

入手難易度 漫画
喫茶
単行本 文庫 版変再販

1

ルーミックワールド 高橋留美子

3

増刊 他

80年代

その他

初期の読み切り作品及び短期連載を収録。特に「炎(ファイヤー)トリッパー」と「笑う標的」がオススメ。現在その他の短編集として「1orW」、「専務の犬」、「Pの悲劇」が発売中。どれも面白いので必読。

×

2

燃えるV 島本和彦

5

週刊

90年代

スポーツ

島本和彦という漫画家からパロディーという要素を抜くとこういう漫画が残る。パロディー要素を抜くことを良いと思うか悪いと思うかは純粋に好みの問題。

激難

×

×

3

究極超人あーる ゆうきまさみ

9

週刊

90年代

コメディー

文化系部活漫画のはしり。というかこの作品以降文化系部活漫画が少年誌で大流行したのだがあまりこのことを指摘する人はいない。文化系なのに恋愛要素が全然無いのも良し。

やや難

4

青空しょって 森秀樹

24

週刊

90年代

スポーツ

世界レベルの戦いのリアリティ。プロの技術の応酬。それを読ませる高い作画力。地味ながら良品。

激難

×

×

5

ヒット・エンド・ラン あや秀夫

13

週刊

80年代

スポーツ

スポーツ漫画の主人公で気弱というのは今でも珍しいのでは(格闘技漫画ではギャップを狙って結構あるが)。繊細な表現に好感。

×

×

6

神聖モテモテ王国 ながいけん

5

週刊

90年代

ギャグ

少年誌でコレをやったというのは後世に伝えるべきであろう。面白いと思う人には断然面白い。

簡単

×

×

7

(有)椎名百貨店 椎名高志

3

増刊

90年代

ギャグ他

「GS美神極楽大作戦」で一躍メジャーになったが美神はエピソードによって面白さに格差がありすぎるのでこちらがオススメ。特に4コマ漫画に椎名高志の本性が伺える。

×

モテモテは、人によって好みがはっきり別れるでしょう。ちょっとパンピーさんには、受け入れがたい作品。
たしかに死ぬほど笑えるけど。
あと、ボクはダメオヤジが好きだな。入手は激難なんてもんじゃないが。
それと、ボクのようにGS美神が吐くほどに嫌いという方でも椎名百貨店はオススメです。ポエム。男のポエムです。
このマンガは涙なくして読めねえ!

少年ジャンプ

8

リングにかけろ 車田正美

25

週刊

80年代

スポーツ

良くも悪くもジャンプのキャッチフレーズである「友情・努力・勝利」のパターンの基礎を作った作品。現在続編がスーパージャンプで連載中。こちらの評価はもう少し時間をおく必要がある。また、セルフパロディの「リングにこけろ」も併せて読んでもらいたいところだが、こちらの入手は現在困難である。

9

ぼくの動物園日記 飯森広一

10

週刊

70年代

その他

元東武動物公園園長の西山としおの自伝的漫画。動物漫画といっても最近のペット漫画とは1味も2味も違う、生身の動物が描かれている。必読。

激難

×

×

×

10

すすめ!パイレーツ 江口寿史

11

週刊

80年代

ギャグ

いまや原稿落としで伝説的人物となった江口寿史の初連載作品。70年代(連載当時で10〜15年程度、ちょっと前という感じ)のテレビ、漫画のパロディが楽しい。時事ネタを素早く取り入れているのも特徴。

激難

×

×

11

1,2のアッホ!! コンタロウ

10

週刊

80年代

ギャグ

同期デビューの諸星大二郎や星野之宣を初めとして、当時のジャンプ連載漫画のパロディ満載。この漫画はリアルタイムでしかも毎号ジャンプを読んでいないとその真価が分からないのだ。次作の「ルーズ!ルーズ!!」と併せて読んでほしい(キャラ、設定ともほとんど同じだし)。ただ万人にはお勧めできない…

激難

×

×

12

妖怪ハンター 諸星大二郎

1

週刊

70年代

SF

手塚賞入選を果たした作者の初連載作品。話そのものは雑誌を変え、読切連作として現在も継続中。全5話のうち最終回に当たる5話目は再版バージョンでは掲載されていない。文化系魔物退治モノの元祖。手塚賞入選作「生物都市」が収録されているのもポイント高し。

激難

×

×

13

暗黒神話 諸星大二郎

1

週刊

70年代

SF

妖怪ハンターに続く連載第2弾。前作が1話読切型だったのに対し、長編となっている。遺跡や伝承、またそれらからの推理が知的好奇心を刺激してくれる。コミックス1冊でしっかり終わっているのも良い。

激難

×

×

×

14

はるかなる朝 星野之宣

1

増刊 他

70年代

SF

星野之宣の初単行本。やはり彼は短編に限る。「遠い呼び声」は最高傑作。

激難

×

×

15

バオー来訪者 荒木飛呂彦

2

週刊

80年代

バトル

ジョジョのプロトタイプとも言える作品。技や変化の解説をストーリー本編から一時離れて行うのは「宇宙刑事シリーズ」の影響か。絵柄を含め、荒々しさが魅力。

簡単

16

コマンダー0 富沢順

2

週刊

80年代

バトル

80年代前半はリアルロボットアニメブームによりテレビからヒーローが姿を消した時期だった。その反動か、「強殖装甲ガイバー」や「ウイングマン」、そして本作といった特撮テイストを持った作品が多く誕生した。結果から言うと短命で終わった本作だが現行兵器をグレードアップした武器の数々がかっこいい。なお、敵が自軍の戦力をタロットカードに見立てるのはジョジョより先だった。

激難

×

×

17

LEVEL E 冨樫義博

3

週刊

90年代

SF

冨樫義博が「幽・遊・白書」に続いて連載した作品。月1連載という破格の待遇だった。しかし、作者の趣味度120%で幽遊のファン(特に女の子)はさぞかし面食らったことだろう。大好きです。

簡単

×

×

いやあ、ジャンプ作品の傑作なんて、上記以外にもゴロゴロあるなあ。
とりあえず諸星大二郎や星野之宣作品を読んだことがない方は、一度は手にしてみてはどうか。
デビュー当時から作風は、あまり変わってないので、どれか一冊読んで肌に合わなければ止めればよいですし。

少年マガジン

18

1,2の三四郎 小林まこと

20

週刊

80年代

スポーツ

本作はラグビー編、柔道編、プロレス編に分けられるがオススメはプロレス編。特に練習シーンは体を鍛えたくなってしまう。時折意味もなく挿入されるパロディーとギャグが大好きです。

19

おれたちの頂 塀内夏子

2

増刊

90年代

その他

塀内真人(現夏子)の初連載作品。女性だからこそこんなかっこいい男が描けるんでしょう。最終話とその1話前は涙無しには読めない。必読。

20

ブレイクショット 前川たかし

16

週刊

90年代

スポーツ

平成2年頃映画「ハスラー2」のヒットで起こった9ボールブームに描かれた作品。「巨人の星」の流れをくむ魔球もの。謎解きが面白い。ただし、最終回近く、打ち切りのため幾つかの魔球が謎のままで終わってしまったのが残念。最近またビリヤードが注目をあびていることだし、是非再開してほしい。

×

×

×

21

激突!ラジコンロック もろが卓

9

月刊

80年代

スポーツ

本作は日本大会編、世界大会編、ラリー編に分かられるがオススメは世界大会編。人が乗っていないラジコンならではのアクションとオリジナルデザインの車をかっこよく見せる作画が最高。

激難

×

×

22

大純情くん 松本零士

3

増刊

70年代

SF

当初は「男おいどん」のバリエーションかと思われたが中盤以降SFに移行していく。しかしそこに無理が見られない、地味ながら松本零士らしさが出た良品。作中語られる格言(松本零士の創作)が良い。

激難

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×

今気がついたけど、ちばてつやがごっそりぬけてんじゃん!!
う〜ん、とりあえず「ハリスの疾風」と「あしたのジョー」は、人を殺してでも読みなさい。

1,2の三四郎は、プロレスものだったら読むのは義務だ!!

少年チャンピオン

23

GET!フジ丸 能田達規

10

週刊

90年代

スポーツ

ファミ通の漫画大賞でデビューした能田達規の初週刊連載作品。言ってしまえばJリーグブームに乗った雨後の竹の子の一本なのだが、妙に面白い。少年漫画らしい熱血と気の抜けたギャグがつぼにはまってしまったのか。

×

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24

鉄鍋のジャン 西条真二

26

週刊

90年代

その他

90年代のチャンピオンはいろいろなジャンルの漫画家に週刊連載をやらせて見るというギャンブルに近いやり方で多くの有望漫画家を発掘した。しかし、育ったと思ったら他誌に引き抜かれると言うパターンを繰り返している。この西条真二も現在少年サンデーで「大棟梁」を連載中。ちなみに成年漫画出身。料理のバトルをよりアクション的にしているのが特徴。

簡単

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×

25

レース鳩0777 飯森広一

14

週刊

70年代

その他

日本で唯一のレース鳩漫画。レースに出す鳩を飼うというのはイメージとしては馬主かブリーダーに近いということを含め、ほとんど知られていない鳩レース、鳩の生態を解りやすく教えてくれる。そういうハウツー本の面以外でもライバル達の個性、レース展開が漫画として面白い隠れた名作。

激難

×

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×

26

60億のシラミ 飯森広一

5

月刊

70年代

SF

水滸伝をベースにした近未来SF。随所にちりばめられた気象的、生物学的実例およびUMAに関する伝承がリアリティを与えている。惜しくも完結に至る前に打ちきりとなってしまった。単行本未収録の外伝が2本ある。こちらを含めた再販希望。

激難

×

×

×

27

怪人ヒイロ どおくまん

19

週刊

80年代

スポーツ

北海道の忍者の隠れ里からやってきたヒイロの活躍を描く本作は陸上編、プロ野球編、カボチャマン編、オリンピック編から成る。オススメはプロ野球編。どおくまんというとギャグのイメージが強いがこの作品を含め(随所にギャグがちりばめられてはいるが)長編はストーリー色が強い。この作品の不幸な点は最後のオリンピック編でライバルとして登場したベン・ジョンソンがドーピングで失格になってしまったこと。まあ、これだけが原因ではないだろうがいまだに最終巻が発行されていない。

激難

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×

28

シャカリキ 曽田正人

18

週刊

90年代

スポーツ

西条真二同様少年サンデーに移籍し、「め組の大吾」をヒットさせ、現在はスピリッツで「昴」を連載中の曽田正人の初連載作品。自転車ネタで競輪ではなくロードレースを題材にしたものは割と珍しい。

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29

プラレス3四郎 神谷あきら

14

週刊

80年代

バトル

ノートパソコンに接続した可動式のプラモ(というか小型ロボット)同士を対戦させるというアイディアも現在実現寸前といった感じ。神矢あきらの少年漫画らしいきれいな絵とオリジナルメカが良い。ところで「包丁人味平」のころから思っていたが牛次郎という原作者はあんまりにも先を見た伏線を張りすぎて消化する前に連載が終わってしまうパターンが多すぎる。週刊連載にむいてないんじゃなかろうか。

×

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×

30

マーズ 横山光輝

5

週刊

70年代

SF

アニメ「六身合体ゴッドマーズ」の原作としれているが使われているのは設定のほんの一部。全然別物なので注意。また本作を忠実にアニメ化したOVAも製作されたが現在中断している。内容は横山光輝版「デビルマン」といった感じ。短い巻数でよくまとまっている良作。

簡単

×

31

超人コンプレックス 内崎まさとし

5

月刊

70年代

ギャグ

内崎まさとしは長期連載でアニメ化もされた「らんぽう」という代表作があるが、オススメはこちら。野球の試合中に簡単に死者が出てしまう豪快なギャグが好き。

激難

×

×

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ボクが、強烈に激烈に猛烈に狂い死にするほど好きなのが、「60億のシラミ」だったリする。
それだけに打ち切りに近い形で終わったのが、残念で残念で、秋田書店に殴り込みかけてオタクの用心棒よろしく
「なんで打ち切るんじゃー!!!」と叫びながら編集部員を4,5人道連れに斬り殺したけど、キ○ガイだから無罪!
キイキイ!!

「超人コンプレックス」と「らんぽう」の10巻くらいまでは、死ぬほど笑えるので注意すべし。

シャカリキは、読むとチャリンコが欲しくなるぞ!オレなんかもう少しで買うところだったぞ、マジで!

その他の少年誌

32

5五の龍 つのだじろう

10

週刊少年キング

70年代

その他

恐怖漫画家として有名なつのだじろうにはもう一つの顔がある。アマチュア将棋3段の強豪、そのもう一つの顔で描いたのがこの作品。将棋漫画は幾つかあれど、実際の盤面で次の一手を読者になげかける実用漫画はこれのみ。脇役だった虎斑桂を主役にした続編を月刊将棋で連載中。単行本化希望。

×

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33

ペリカンロード 五十嵐浩一

14

週刊少年キング

80年代

その他

暴走族がらみのエピソードも中盤少なからず入っているが、基本的にはバイクが好きな一般高校生を描いた文化系バイクもの。清潔感のある絵が内容にマッチしている。

激難

×

×

34

湘南爆走族 吉田聡

16

週刊少年キング

80年代

ギャグ

高校生にもなって、親のスネかじってるくせに、抗争だなんだといきがってるバカ暴走族ものは俺がこの世で一番嫌いなジャンルだがこの作品だけは別。ちゃんとバイトしてるシーンはあるし、お年玉もらうために苦労したりしてるし。なんと言ってもギャグが面白い。「ペリカンロード」と併せて一読をオススメする。もっともここ数年のマガジンは最高だという人には勧めません。

×

35

すてきな青春 松本猛

2

週刊少年キング

80年代

ギャグ

体格は良いけどスポーツはやらない。好きなことはあるけど部に入る程じゃない。共学だけど女っ気がない。だけど楽しい高校生活。そんな高校生活を送った人にオススメ。面白いです。

激難

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36

岳人(クライマー)列伝 村上もとか

2

少年ビックコミック

80年代

その他

今は無き少年ビックコミックで不定期掲載された。登山家達の物語を集めた短編集。古本屋で見かけたら即購入すべし。見つけてでも読む価値あり。

激難

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37

青春アンツーカーシリーズ 吉森みき男

3

少年ビックコミック

80年代

その他

「岳人列伝」同様少年ビックコミックで不定期掲載された作品集。やり投げ、高跳び、棒高跳び、10種競技といった様々な陸上競技を題材としている。一読の価値あり。

激難

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播磨灘は、読んでも強くならないけど、「5五の龍」は、”読むと強くなる横綱マンガ”なんだよ!!(横綱じゃねーが)

このマンガのすごいところは、主人公が成長するにしたがって将棋のレベルも徐々にステップアップしていき、知らず知らずに読者もレベルの高い将棋の内容を楽しめるようになってるっつうこと。
もちろん、だからといってレベルの高い将棋が打てるってわけじゃないですが、将棋の世界がどんなもんか理解できるし、専門棋士の読みの深さを身をもって知ることが出来ます。
月下の棋士もいいけど、こちらは本当の意味で将棋指しの強さがわかりますよ。しかも楽しみながらですよ!
こいつぁお得ですぜ、ダンナ。読むっきゃねえなあ。

ちなみに主人公の得意とする戦法に5五龍中飛車というのがあるんですが、羽生名人は奨励会時代にこのマンガを読んでて実際に対局で使ったそうです。ヒャッホー、イカすー!タイトル戦でも使ってくれ!

 

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やめやめ、つきあってらんねー


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